2010/03/12

アプリケーション配布時の設定 MS-Access

アプリケーション配布にあたり、検討しておくべき事項。ユーザの環境に依存すること。
方法1.パッケージソリューションウィザードを使用し、ファイル配布ではなくアプリケーション配布今のところお手軽かつ確実っぽい。スタートアップ時の設定(Autoexec)とAutokeysマクロは当然として、ナビゲーションウインドウ非表示、リボン非表示など網羅できる。
だが、インストール先のファイル名を操作することでいじれちゃう可能性あり

方法2.ファイル配布
こっちはいろいろ手順を踏む必要あり
  • スタートアップ時の設定 
これについては、Autoexecマクロを使った方が便利。定型っぽい感じで使えてインポートできるから。
・ コマンドの実行:最大化(アプリケーション)
・フォームを開く:"最初に開くフォーム",フォーム ビュー, , , , 標準
等など
  • Autokeysマクロ
 AccessなどOffice特有のショートカットキーを抑制する
^{F6}:フォーム間移動抑制 ^+{F6}:フォーム間移動抑制 ^sとか^p
ただし、Altを含むキーストロークのハンドリングはKeyイベントで

  • Shift(Bypasskey)の無効化
Public Sub UpdateAllowBypasskey()
Dim Dbs As Database
Dim Prp As Property

On Error GoTo ErrLabel
Set Dbs = CurrentDb
Dbs.Properties!AllowBypassKey = False
Exit Sub
ErrLabel:
If Err = 3270 Then
    Set Prp = Dbs.CreateProperty("AllowBypassKey", dbBoolean, True)
    Dbs.Properties.Append Prp
End If
End Sub
スタートアップフォームLoadイベントで実行

accdeに変換してでユーザがRuntime環境であれば概ねこのくらいでも可。
ただ、ユーザがAccessを使用している場合、少々問題がある
リボン表示はUIカスタマイズで<ribbon startFromScratch="false">のUsSysRibbonsテーブルを用意しリボン自体をカスタマイズとか。
ナビゲーションウィンドウが操作できちゃったりするのでその対策、 
DoCmd.LockNavigationPane True などが必要

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