2012/10/28

Access2013 -2- どうなったのか

ひとまずRTMになったことだし、何がどうなったか
新しいポイントは、Access Custom Web App (Apps for SharePoint)これだけといってもいいはず。
Access 2010 + SharePoint 2010 にあるAccess Services 2010 とは異なる仕組み。テーブルがSharePointリストに変換されていたのに対し、SQLServer 2012ベースのテーブルがそのまま使用されるわけで、パフォーマンス的にもよいのではないかなと。 ただ、Access Services 2010 である場合、デスクトップとWebブラウザ上で同じオブジェクトが使用できたりするのだけど、今度の Access Custom Web App の場合、基本的にブラウザUIのみ。おそらく Office365 では実現しないと思っているけど、オンプレミスのSharePoint 2013 + SQLServer 2012(たぶんSQLAzureでも)であれば、直接バックエンドデータベースに接続できる仕組みがあるから、レポートとかクライアントサイドでの処理は別仕立てでできるんだろう。もしくは、Reporting ServiceとかPowerPivotとか別途使えるようになりたいところ。
 で、終了とかになったポイント。
  • ADP/ADEがサポートされない。
  • ピボットグラフ/ピボットテーブルフォームがサポートされない。 
  • ファイル形式はAccess2000形式以降(Access2000でこさえたソリューションが動作保障されるということを指しているのではないですよ)
経年しているから、こればかりは仕方がないだろう。ADPは、Access2003まで機能だからと解釈をしておこう。ピボットグラフ/ピボットテーブルは、Office XP Web Components なわけで同じ理由と考えやすい。
 

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