以前に"概要 / Summary" ビューがどんな感じのものか見ていたけれども、もう少し詳しく確認してみた。
Access2013 -9- カスタムWebアプリ 概要 ビュー
さきに、"概要 / Summary" ビューについて理解したこと。
- "リスト ペイン"と"関連 アイテム / Related Item" コントロールのサブセットで構成されている。
- レコードソースはビューごとの"埋め込み クエリ / Embedded Query"ともいえる。
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説明に使用するテーブル定義 |
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レコード ソースを設定 |
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リスト ペインを設定 |
この時、使用されれる内部的なレコード ソースは以下の通りで定義される。
SELECT
[table01].[F_Text] AS [GroupFieldAlias],
SUM([F_Num]) AS [CalcFieldAlias],
COUNT(*) AS [CountFieldAlias]
FROM
[Access].[table01]
GROUP BY
[table01].[F_Text]
ここで出てくるフィールドのエイリアス、
- GroupFieldAlias
- CalcFieldAlias
- CountFieldAlias
これらが"概要 / Summary" ビューで参照できるフィールドになる。"GroupFieldAlias"は必ず存在するけれども、"CalcFieldAlias"、"CountFieldAlias" は、"リスト ペイン"の設定により存在しないことがある。
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集計するフィールドが未入力であった場合 |
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集計されてしまうフィールドの値となってしまう。 |
"読み込み時 / On Load" イベントでフィルタとソートを設定する場合、"GroupFieldAlias"、"CalcFieldAlias"、"CountFieldAlias"を指定することで可能になる。
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使用されるクエリ名はSSMSで確認した。 |
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抽出と並び替えが反映された。 |
ビューの"読み込み時 / On Load" イベントで"レコードの再クエリ / RequeryRecords" マクロ アクションを実行する場合で レコード ソースである内部クエリ名を指定する必要があるのは、すでに"GroupFieldAlias"、"CalcFieldAlias"、"CountFieldAlias"が認識されているから。なので、該当のフィールド名や変数として認識されない スコープ で"ビューの変更 / ChangeView"や"ポップアップを表示する / OpenPopup" マクロ アクションの場合はクエリ名の指定がなくても構わない。
"概要 / Summary" ビュー だけど"リスト ペイン"と呼んでいいのかしら。
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