2013/05/03

Office 365 Access アプリ -29- 概要 ビュー について

以前に"概要 / Summary" ビューがどんな感じのものか見ていたけれども、もう少し詳しく確認してみた。
Access2013 -9- カスタムWebアプリ 概要 ビュー
  さきに、"概要 / Summary" ビューについて理解したこと。
  • "リスト ペイン"と"関連 アイテム / Related Item" コントロールのサブセットで構成されている。
  • レコードソースはビューごとの"埋め込み クエリ / Embedded Query"ともいえる。
説明に使用するテーブル定義

レコード ソースを設定

リスト ペインを設定

  この時、使用されれる内部的なレコード ソースは以下の通りで定義される。
SELECT
    [table01].[F_Text] AS [GroupFieldAlias],
    SUM([F_Num]) AS [CalcFieldAlias],
    COUNT(*) AS [CountFieldAlias]
FROM
    [Access].[table01]
GROUP BY
    [table01].[F_Text]
  ここで出てくるフィールドのエイリアス、
  • GroupFieldAlias
  • CalcFieldAlias
  • CountFieldAlias
  これらが"概要 / Summary" ビューで参照できるフィールドになる。"GroupFieldAlias"は必ず存在するけれども、"CalcFieldAlias"、"CountFieldAlias" は、"リスト ペイン"の設定により存在しないことがある。

集計するフィールドが未入力であった場合
集計されてしまうフィールドの値となってしまう。

  "読み込み時 / On Load" イベントでフィルタとソートを設定する場合、"GroupFieldAlias"、"CalcFieldAlias"、"CountFieldAlias"を指定することで可能になる。

使用されるクエリ名はSSMSで確認した。

抽出と並び替えが反映された。

  ビューの"読み込み時 / On Load" イベントで"レコードの再クエリ / RequeryRecords" マクロ アクションを実行する場合で レコード ソースである内部クエリ名を指定する必要があるのは、すでに"GroupFieldAlias"、"CalcFieldAlias"、"CountFieldAlias"が認識されているから。なので、該当のフィールド名や変数として認識されない スコープ で"ビューの変更 / ChangeView"や"ポップアップを表示する / OpenPopup" マクロ アクションの場合はクエリ名の指定がなくても構わない。

"概要 / Summary" ビュー だけど"リスト ペイン"と呼んでいいのかしら。

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