2016/02/07

Power BI - 21 - Power BI Desktop と Access アプリ

Power BI Desktop だけを使用するだけなら Power BI Service のアカウントやサインインは不要なのだけど、集計レポートを共有をしようとするとき便利だし、Access アプリ(Access Services) をデータソースにしているのだから、Power BI のサブスクリプションを所有しライセンスが割り当てられているいることを前提として Power BI Service への発行 / Publish をしてみる。

発行
Power BI Desktop からの発行
Power BI Service  で[データの取得] をする場合、

発行が成功し、

Power BI Desktop で作成したレポートも用意される。見た目の調整は適宜。

更新された Access アプリ上のデータを Power BI Service レポートに対しスケジュールされた更新を実施したいので データセットの設定を実施。更新が必要なければこの作業は不要、データの更新がされないだけ。

設定
Power BI Service のサイトにあるスイートバー [設定](ギアアイコン) の [設定] - [データセット]。該当するデータセットのメニュー [更新のスケジュール設定] でもよい。

資格情報の編集
データソースの資格情報が未設定なので、[更新のスケジュール設定]ができない状態

認証方法を "Basic" にして、Azure SQL データベースのアカウント情報を入力して [サインイン]
ここではデータソースがひとつだが複数のデータソースを使用している場合、それぞれに設定が必要。

更新のスケジュール設定
接続が確認できると更新時間などを調整できるようになる。
[時間]を設定しなかった場合、AM12 になるみたい。無料のPower BIの場合、1回/日 までで1日を4分割した時間帯指定のみ。

ここまでの設定をしておくと Access アプリをデータソースにしたPower BI レポートをAccess アプリを使用しないユーザであっても情報共有ができる。更新されてすぐさま適用とすることはできないのだけど、Access アプリ用Office アドインを開発してレポートとして埋め込むより簡単。

Power BI Desktop のファイル(*.pbix)を OneDrive / OneDrive for Business / SharePoint 共有ドキュメント からインポートした場合、[OneDrive の更新]の設定が表示されるので"いいえ"にしておく。

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