Power BI Service(直接接続)だとデータ加工の程度に限界があるので、Power BI Desktop を使ってみる。Access アプリに専用のクエリなど用意すればできなくはないけれども、他データソースとの結合などもしたいこともあるでしょうし、Power BI Service にアップロードするにしても Power BI Pro の契約は不要なので。
まずはデータのロードまで。
SharePoint Online で実行する Access アプリのデータは、Microsoft Azure SQL データベースなので、[データの取得]では、"Microsoft Azure SQL Database"で接続。事前にAccess アプリの[接続]でファイアウォールを通るようにしておくことは当然に必要。
あらかじめ取得しておいたアカウント情報を投入
SQL Serverは占有的ではないしAccessアプリごとにデータベースは別なので、データベースを指定した資格情報を使用するとよい。
接続できると テーブル / クエリ / ストアドプロシージャ がリストされるけれども、テーブルかクエリを利用する感じになる。Access アプリのテーブルはテーブルごとにイメージ用テーブルが用意されているのだけど、ここではイメージデータを利用することはできないので スキーマ名.テーブル名のテーブルを使用。
必要なテーブルを選択し、[読み込み] もしくは[編集]を押下すると、"インポートする"か"DirectQuery"が選択できるのだけど、ここでは"インポート"とする。
DirectQuery モードであるとき、メジャー/計算列/データソースの追加はサポートされない。"現在"となってるけど将来的にどうなるだろうか。
具体的な感じで、必要なテーブルを選択する。
[関連テーブルの選択]を押下すると、選択したテーブルに関連するテーブルが追加される。
[編集]を押下したときは、クエリエディタに移行しデータの加工が行えるようになる。
テーブルビューでもできるけれども、不要なフィールドの削除やテーブルのマージなども実施すればいい。また、テーブルビュー以降で メジャー/計算列を使用する作業などで困難になるようなことがあればここで演算などすることも可能。
テーブルビュー / レポートビューに遷移してからであればフィールドペイン で"非表示"や"削除"してもよい。ビジュアルで表示、もしくはそれらに関連する可能性があるなら"非表示"一択なのでしょうけれども。
クエリエディタであらかたの作業(クレンジングなど)を実施して、テーブルビューなどでメジャー / 計算列を追加。テーブル間のリレーションはすでに設定されている状態にあるが適宜に変更と追加など調整する。
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