ribbon要素のstartFromScratchをいじって確かめた。
startFromScratch="true"とすることで組み込みタブは非表示となるが、
- TabPrintPreviewAccess(印刷プレビュー)も非表示になる
- クイックアクセスツールバーの設定をRibbonXmlで設定可能になる
- contextualTabs(組み込みツールタブ)は非表示にならない
起動時の設定、CurrentDb.Properties("CustomRibbonID")に指定したribbonXmlでの設定は、アプリケーション全体に反映。
印刷プレビュータブは表示したいという場合、
<customUI xmlns="http://schemas.microsoft.com/office/2009/07/customui"> <ribbon startFromScratch="true" > <tabs> <!-- idMsoで指定し明示する --> <tab idMso="TabPrintPreviewAccess" visible="true" /> </tabs> </ribbon> </customUI>※これが仕様なのかわからんけど、まぁ期待通りの動作はしている。
組み込みツールタブを非表示とする場合、
<customUI xmlns="http://schemas.microsoft.com/office/2009/07/customui"> <ribbon> <contextualTabs> <!-- idMsoで指定し明示する tabSetは他にもある--> <tabSet idMso="TabSetFormDatasheet" visible="false" /> </contextualTabs> </ribbon> </customUI>
ちょっと話外れて、組み込みタブ内の要素を設定することもできる。
<customUI xmlns="http://schemas.microsoft.com/office/2009/07/customui"> <ribbon> <tabs> <!--ホームタブ--> <tab idMso="TabHomeAccess"> <!--表示グループ--> <group idMso="GroupViews" visible="false" /> <!--クリップボードグループ--> <group idMso="GroupClipboard" visible="false" /> <!--レコードグループの後ろにマクログループを挿入--> <group idMso="GroupMacro" insertAfterMso="GroupRecords" /> </tab> </tabs> </ribbon> </customUI>
組み込みタブの制御はあまりないかもだけど、ちょこっとだけ変えたい場合とかに使うのかな。組み込みタブに要素を追加した場合、キャッシュに追加されてしまうようだから、削除したくてもできなくなるんではないかと思う。非表示にはできるんでないかい。
要素:ribbon,contextualTabs,tabSet
属性:startFromScratch
0 件のコメント:
コメントを投稿