2010/10/27

access2010 ribbon startFromScratch


ribbon要素のstartFromScratchをいじって確かめた。
startFromScratch="true"とすることで組み込みタブは非表示となるが、
  • TabPrintPreviewAccess(印刷プレビュー)も非表示になる
  • クイックアクセスツールバーの設定をRibbonXmlで設定可能になる
  • contextualTabs(組み込みツールタブ)は非表示にならない
ということ。
起動時の設定、CurrentDb.Properties("CustomRibbonID")に指定したribbonXmlでの設定は、アプリケーション全体に反映。
印刷プレビュータブは表示したいという場合、
<customUI xmlns="http://schemas.microsoft.com/office/2009/07/customui">
  <ribbon startFromScratch="true" >
    <tabs>
      <!-- idMsoで指定し明示する -->
      <tab idMso="TabPrintPreviewAccess" visible="true" />
    </tabs>
  </ribbon>
</customUI>
※これが仕様なのかわからんけど、まぁ期待通りの動作はしている。

組み込みツールタブを非表示とする場合、
<customUI xmlns="http://schemas.microsoft.com/office/2009/07/customui">
  <ribbon>
    <contextualTabs>
      <!-- idMsoで指定し明示する tabSetは他にもある-->
      <tabSet idMso="TabSetFormDatasheet" visible="false" />
    </contextualTabs>
  </ribbon>
</customUI>

ちょっと話外れて、組み込みタブ内の要素を設定することもできる。
<customUI xmlns="http://schemas.microsoft.com/office/2009/07/customui">
  <ribbon>
    <tabs>
      <!--ホームタブ-->
      <tab idMso="TabHomeAccess">
        <!--表示グループ-->
        <group idMso="GroupViews" visible="false" />
        <!--クリップボードグループ-->
        <group idMso="GroupClipboard" visible="false" />
        <!--レコードグループの後ろにマクログループを挿入-->
        <group idMso="GroupMacro" insertAfterMso="GroupRecords" />
      </tab>
    </tabs>
  </ribbon>
</customUI>



組み込みタブの制御はあまりないかもだけど、ちょこっとだけ変えたい場合とかに使うのかな。組み込みタブに要素を追加した場合、キャッシュに追加されてしまうようだから、削除したくてもできなくなるんではないかと思う。非表示にはできるんでないかい。

要素:ribbon,contextualTabs,tabSet
属性:startFromScratch

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