2013/11/03

Office 2013 クイック実行 Office 展開 - 1

そのままでもインストールは早く済むのだろうけど、インターネット上から何度もダウンロードするのも避けたい時もあるだろうし、製品アップデートを制御ってどうするかなと。
いまさらなのだけど、片付けておきたいので。
最低限必要な資料/ツールは以上。Office 365 ProPlus となっているけれども、
それら以外の製品(他スイート/単体)もサポートされているのでいろいろと使えそう。


インストール/アップデート用のリポジトリを作成
構文:setup.exe /download config.xml
<Configuration>
  <Add SourcePath="C:\C2R\">
    <Product ID="">
      <Language ID="ja-jp" />
      <Language ID="en-us" />
    </Product>
  </Add>
  <Logging Name="OfficeSetup_*.txt" Path="%temp%" />
</Configuration>
この設定内容で download モード実行すればリポジトリは作成される。SourcePath属性が保存先。Product 要素の ID 属性は、"" でもよい。だって、サポートされる製品すべて同じものだから。Language 要素は必要。特に指定をしていない場合、x86のみとなるから、
<Configuration>
  <Add SourcePath="C:\C2R\" OfficeClientEdition="64">
    <Product ID="">
      <Language ID="ja-jp" />
      <Language ID="en-us" />
    </Product>
  </Add>
  <Logging Name="OfficeSetup_*.txt" Path="%temp%" />
</Configuration>
とすれば、x64 用のリポジトリができる。x86/x64のファイルは別なので、同じリポジトリで済む。
また、この時OfficeのUpdateバージョンを指定していないので、公開されている最新のものがダウンロードされる。バージョンを指定するには以下通りVersion 属性を追加すればよい。
<Configuration>
  <Add SourcePath="C:\C2R\" Version="15.0.4535.1004">
    <Product ID="">
      <Language ID="ja-jp" />
      <Language ID="en-us" />
    </Product>
  </Add>
  <Logging Name="OfficeSetup_*.txt" Path="%temp%" />
</Configuration>

ダウンロードが完了するとこんな感じになる。
v32.cab と v64.cab は、アップデートバージョンが新規に公開されたとき更新されるものになるはず。このファイルは Version 要素を指定しないインストール時に参照されるもので、展開時の最新バージョンを示すものになるから。なので、現時点ではv32.cab と v32_15.0.4535.1511.cab は同一のもの。
これら一式を共有フォルダなどに配置し展開に使用する。リポジトリとする共有フォルダには権限の設定が必要。

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