2013/11/07

Office 2013 クイック実行 Office 展開 - 4

もう少し更新バージョンについて簡易に運用できないか。そんなことを試してみた。
<Configuration>
  <Add SourcePath="\\ServerName\SharedFolderName\">
    <Product ID="O365ProPlusRetail">
      <Language ID="ja-jp" />
    </Product>
  </Add>
  <Updates Enabled="TRUE" UpdatePath="\\ServerName\SharedFolderName\" />
</Configuration>
とした時、用意したリポジトリを使用し製品のインストールとアップデートが行われるのだけど、リポジトリにアップデートに必要な範囲で情報が存在すればいいのではないかということ。UpdatePath 属性の設定が無視される事象がなければよいのだが、今のところ見当たらないのでおそらくこんな感じなるのではないかと思った。ただ、オンライン修復を実行してしまうとカスタマイズした内容ごっそりと上書きされてしまうことはわかっている。


TargetVersion 属性が指定されていないときの製品の更新プログラムの確認には、v32.cab もしくは、v64.cab を参照していることを観測できたので、これらを管理することで概ね目標は達成できそう。
Add 要素 の説明には v32.cab / v64.cab に関する説明が添えてあって、
The default is to use the most recently advertised build (as defined in v32.CAB or v64.CAB at the Click-to-RunOffice installation source).
となってるから、アップデートについても同様ということなのでしょう。
なので、download モードで取得したファイルのうち、v32_15.0.xxxx.xxxx.cab / v64_15.0.xxxx.xxxx.cab をそれぞれ v32.cab / v64.cab にリネームして配置しておく。なお、キャビネット内の VersionDescriptor.xml をみるとバージョンに関する情報が記されている。

- おまけ情報 -
2013/10 現在で確認できたバージョンは、
15.0.4420.1017 -- 製品リリース? 署名タイムスタンプを見る限り2012/10
15.0.4433.1507
15.0.4454.1004
15.0.4454.1511
15.0.4454.1513
15.0.4481.1005
15.0.4481.1510
15.0.4505.1006
15.0.4505.1510
15.0.4517.1005
15.0.4517.1509
15.0.4535.1004
15.0.4535.1511 -- 2013/10 リリースビルド
そして、
A version of Office 365 ProPlus that includes each month's updates is available for download from Office 365. Administrators can turn off automatic updates to control which updated builds are deployed and when they are deployed. Monthly updates are recommended. However, some administrators may need additional time to test the updated build in their environment.

A monthly build is available for download from Office 365 for up to one year (12 months). After that, the build is no longer supported. Administrators should check that their Office 365 ProPlus installations use a supported build that contains updates within the last year.
結構重要な情報だと思うのに日本語ページは更新されていないのですよね。

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