2016/05/03

Power BI - 26 - Power BI Desktop と SharePoint リスト

Power BI Desktop で SharePoint リストのデータを使用できるようにしてみる。以前から可能だったのだけど、そのままインポートするのもなんので クエリエディタ で加工してみた。

SharePoint リストについては "SharePoint リスト" / "SharePoint Online リスト" とふたつあるけど機能は同じ。

2016/05/01

PowerApps がパブリック プレビュー

Microsoft PowerApps が パブリック プレビュー となったので お試しができるようにしてみた。

Announcing Public Preview for PowerApps

以前でいうところの、Project Siena (beta)

で、招待制プレビューではなくなったので サインアップ で使えるようになるはず。

日本語サイトはまだなかった。"Start now" もしくは、 "Sign up free" で。

2016/03/19

Power BI - 25 - Power BI Desktop で タイム インテリジェンス関数

タイム インテリジェント関数に必要な日付テーブルとそのリレーションを準備したので実際に使ってみる。
スキーマはこんな感じで、最終的には "受注額" の集計についていろいろと。

2016/03/13

Power BI - 24 - Power BI Desktop と 日付テーブル

タイム インテリジェンス関数を使いたいです。なぜなら、期間(年、月、前年とか)を伴う比較集計にとても便利だから。
MSDN : タイム インテリジェンス関数 (DAX)
Office.com : Power Pivot in Excel のタイム インテリジェンス
ファクトテーブル"受注"の "受注日" と "締切日" は 受注と請求に関連する日付とみなしていくつかの集計を行えるようにしてみる。

ここで必要になるのは 日付テーブル。なので、データモデルにテーブル"カレンダー"を追加する。

2016/03/01

Power BI - 23 - Power BI と Cortana

Windows 10 の Cortana で Power BI レポートを呼び出してみる。
いくつか試してみたんだけど日本語環境のコルタナさんではできていない。


Power BI Service ダッシュボードのQ&A自体が英語のみサポートなのだけど日本語のキーワードを使用してレポートやビジュアルをCortana で表示させることは可能なので、en-us な環境でいろいろと試していてとても楽しい。主な設定は、
  • データセットの設定
  • レポート ページの設定
の2点だけど、Cortana を Power BI で使用可能にするの通り

2016/02/14

Power BI - 22 - Power BI Desktop と Access アプリ

データソースから得ることができない情報はデータモデルに追加すればよい。データソースにディメンジョン テーブルとなりえるデータを用意し一緒に抽出 / Extract してもよいのだけど、セルフサービスBI なのだからレポートに必要なデータを自分で持ち込んでもよいのである。運用フェーズに移行しているアプリケーションをできれば更新したくないこともあるし。

テーブル:得意先 の"都道府県"を地理的エリアのスライサに利用できているのだけど、
  • 得意先が存在しない地域の集計
  • "都道府県"別以外のスライサ
が実現できないのでディメンジョン テーブルを追加し対応する。

2016/02/07

Power BI - 21 - Power BI Desktop と Access アプリ

Power BI Desktop だけを使用するだけなら Power BI Service のアカウントやサインインは不要なのだけど、集計レポートを共有をしようとするとき便利だし、Access アプリ(Access Services) をデータソースにしているのだから、Power BI のサブスクリプションを所有しライセンスが割り当てられているいることを前提として Power BI Service への発行 / Publish をしてみる。

発行
Power BI Desktop からの発行
Power BI Service  で[データの取得] をする場合、

2016/02/06

Access 2016 への製品バージョンアップ

Surface Book(ja-jp)を買っちゃったのだけど、プレインストールされた Office スイート と Access 2013 についての問題を解決した。PIPC な システムを買うことがほぼないのでこれまで確かめてなかった件。

以前に購入した Surface Pro には Office Home and Business 2013 が用意されていたが、Access が含まれない Office スイートなので Access 2013(C2R)別途追加購入し使っていた。

Surface Book は
Microsoft Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス
が用意されているのだけど、同様に Access が含まれない Office スイートであり、Office 2016 へのバージョンアップが可能。次々と機能が追加されていくであろう Office 2016 バージョンを使いたいのだけど、ここで発生する問題は Click-to-Run製品(C2R) の仕様による制限。
Office 2016 購入に関する ご注意
にある内容通り、Office 2016 にバージョンアップすると Access 2013(C2R)がインストールできない。
シミュレーション環境なので実際とは異なるかもですよ

Access 2013(C2R) を先にインストールしても制限があり、続行すると Access はアンインストールされることになる。
シミュレーション環境なので...

で、どうするか。

2016/01/31

Power BI - 20 - Power BI Desktop と Access アプリ

受注結果が記録されている"受注"テーブルで ファクト テーブル。これから受注額などを計算する。

テーブル '受注' には、
  • [単価] --- 受注商品の単価
  • [数量] --- 受注商品の数量
  • [割引] --- 受注明細ごとの割引率
  • [受注コード]  --- 受注ごとのユニークキー
を残しているので、明細行ごとの集計額が [単価] * [数量] * (1 - [割引]) になり、[受注コード] ごとに集計額を集計(合計)したものが、受注ごとの受注額に相当する。値を求めるには、
  • 新しい列(計算列)を追加する
  • 新しいメジャーを追加する
のいずれか。

2016/01/24

Power BI - 19 - Power BI Desktop と Access アプリ

Power BI のレポートに使用するために下ごしらえをしてみる。
インポートで作成されたデフォルトのデータモデルで作業することは不可能ではないのだけど、適した状態とはいえないから、使用しない/不要なカラムの排除やスキーマの変換を実施する。
Power BI Desktopでのレポート作業では問題が発生しなくても、Power BI Serviceにインポートしたとき、満足できるパフォーマンスや期待する結果が得られないかもしれない。

ETLのT(Transform/変換)の作業を実施しないと、テーブルに存在するカラムすべてをインポートしてしまう。社員の誕生日などは受注に関するBIには不要であることは明白。また、第3正規化はリレーショナルデータベースに用いられていること多いが、BIでは適していない状態。

2016/01/19

Power BI - 18 - Power BI Desktop と Access アプリ

Power BI Service(直接接続)だとデータ加工の程度に限界があるので、Power BI Desktop を使ってみる。Access アプリに専用のクエリなど用意すればできなくはないけれども、他データソースとの結合などもしたいこともあるでしょうし、Power BI Service にアップロードするにしても Power BI Pro の契約は不要なので。

まずはデータのロードまで。

SharePoint Online で実行する Access アプリのデータは、Microsoft Azure SQL データベースなので、[データの取得]では、"Microsoft Azure SQL Database"で接続。事前にAccess アプリの[接続]でファイアウォールを通るようにしておくことは当然に必要。

2016/01/14

Power BI - 17 - Power BI Access アプリのデータ

SharePoint Online のAccess アプリ(Access Services) のデータを Power BI でレポートできるようにしてみる。Access アプリのデータベースは Azure SQL Databaseなので、使うツールの選択とその設定だけで Power BI で分析レポートが利用できるということ。

Access アプリ の [接続] 設定
Access Services 以外から Azure SQL Database に接続できるためのファイアウォールを開放する。
Access アプリ の編集で、[ファイル] → [情報] → [接続]
"任意の場所" と "読み取り専用接続を有効にする" を有効
"読み取り専用接続の情報の表示" で データベース情報とログインアカウントを入手

2016/01/02

Access 2016 Runtime で気にすべきこと

先月初旬にリリースされていたのだけど、必要に応じて使用すればよいかと。

ダウンロードはこちらから、 Microsoft Access 2016 Runtime

MSI インストールになりますので、他Office製品(C2R / MSI)インストール状況に影響を受けます。展開環境 / 用途用法を充分に検討されるべきでしょう。また、製品の更新はMicrosoft Update 経由になるのでチェックは怠りなく。

2016/01/01

Power BI - 16 - Power BI Desktop データの入力

データソースなどから抽出することなくデータテーブルを新規に作成することができる。
2015/12 リリースバージョン(2.30.4246.281)からの機能
  • データの入力/Entry Data コマンド
  • DATATABLE 関数(ひとつ前の2.29.4217.341 から)

データの入力/Entry Data コマンド
データソースがなくてもよいのでちょっとした分析作業やほとんど更新されることがないデータの投入としたら便利かと思う。

[ホーム] → [外部データ] → [データの入力] で "テーブルの作成"ダイアログが開くので、ワークシートからコピペするもよし、手投入するもよし。